IRONMAN マレーシア レースレポート

所属  VIKING長崎・健康工房

池形 成信

期 日  2009228

場 所  マレーシア ランカウイ

結 果  プロ13/22人   タイム9:39:31 スイム53:59 バイク4:43:08 ラン3:55:57

 トライアスロンに出場し始めて、15年目になるが、あいかわらずバタバタで準備してしまう。

今回は、JTU2009年のプロ登録証の申請がぎりぎりになってしまい、レース出発前日に発行してもらえ
た(プロのカテゴリー出場には、証明書が必要なのです)。

 最近、海外航空機の手荷物は20kgまで。レースに必要な物であっても、持って行かないことがよくある。
超過料金で数万円支払っている人たちがたくさんいる。現地で購入したほうがはるかに安く済む。着替え
なども、ほとんど持っていかない。それでも22kg。これ以上機内持ち込みはできない。最悪の場合、遠征
に持参する着替え全てを着込んで機内に入る心構えをしていた。

 担当者がなんとか許してくれたから、私は超過料金を払わずにすんだ。現地に着くと、常夏の国だけあ
って、やはり暑い。今年暑さの下地ができていない私にとって、この暑さは正直きつい。


スイム

 位置取りはまぁまぁ。ウエット禁止のレースとなっており、あまりいいタイムは望めないが、条件はどの
選手も一緒である。今年は週に一回程度のスイム練習だったので、自信のなさから、なるべく疲労しないよ
うに泳いだ。


バイク

 今年はアップダウンが多いコースに変更になり、アイアンマンジャパンに近いコースとなっていて、タイム
を狙いにくいコースとなった。

 バイクのタイムが4時間半(平均速度40km/h)を目標としている私にとっては、少し残念。

 結果、4時間半には届かなかったものの、4時間4305秒という、アイアンマンシリーズバイクラップの、
日本人過去最高タイムをたたき出すことが出来た。


ラン

 今年はまだ涼しかったが、例年最高気温が35にもなるレースなので、給水は1kmおきにペットボトル
でもらえる。

 どんなに暑くても、補給さえきちんとできればつぶれることはない。しかし、今年もバイクにこだわったトレ
ーニングの影響で、アイアンマンをろくに走れるわけもなく、3時間38分かかってゴール。

 どれだけバイクのラップがよくても、プロでこのタイムは致命的で、歩いている人以外抜くことはない。
42Km
抜かれ続けた。ライバルとの差はここで大きくひらいた。


総評 シーズンに向けての課題を明確に出来た。10割の力で走ったわけではないので、回復も早く、数日
後にはトレーニングを再開できた。今後タイムをあげたければ、ランの走力を上げる以外にないが、世界
とのバイクの差が縮まらない限り、バイクを強化する以外にない。やはりまだバイクの強化をする以外に
なさそうである。